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ノイエンマルクトの蒸気機関車博物館

ノイエンマルクトの蒸気機関車博物館
観光蒸気機関車シーズン最終運行
ドイツでも蒸気機関車は既に過去のお話ですが、今でもファンの為に、また教養も含めていくつか博物館があります。

ここは、バイエルン州に3、4つある蒸気機関車博物館のうち、バイロイトの近くNeuenmarkt(ノイエンマルクト)にある最大級の博物館。 1975年に15の機関車庫が当時のBundesbahn(ブンデスバーン:ドイツ国鉄)からノイエンマルクト市に譲渡され、博物館として1977年にオープン、以来拡大を重ね現在に至ります。

機関車の知識は皆無に等しい私でも感動の迫力。 車庫には1909年から1956年までの様々な蒸気・ディーゼル・除雪機関車、当時の近郊路線を示す精巧なミニチュア、 また実物の運転席や、機関車の下側(お腹側)に階段で降りての見学も可能、一休み用のベンチも当時の座席という凝ったものでした。

機関車の移動に使用された大型手回し歯車の体験もあり、当時の過酷な労働ぶりを思わせました。 操縦士もそうですが、石炭投入の操縦助士たちは四季折々どんなにか大変だったことでしょう。

1933年から1945年のナチス政権下では、鉄道の開発は国家プロジェクトに値し、最高時速約180キロ級の機関車も続々と登場。 石炭の燃力だけでこれだけのパワーを持った機関車たちは非常にたくましく、堂々と見受けられました。

屋外の駅や石炭庫の様子も電灯や駅時計。当時のもので、ノスタルジックです。 蒸気機関車の営業目的での運転は、旧西ドイツでは1977年に、また旧東ドイツでも1988年に終了していますが、人類の開発能力はすごいですね。

一年に何回か、ミュンヘンでも観光目的で約100キロ区間、実際営業使用された大型蒸気機関車が再運転されます。

小さな機関車は乗車も可能

敷地面積は9万6千平方メートル、実際に使用された約30の蒸気機関車を配備
ノイエンマルクトの蒸気機関車博物館
観光蒸気機関車シーズン最終運行

観光蒸気機関車シーズン最終運行

観光蒸気機関車シーズン最終運行
観光蒸気機関車シーズン最終運行
1804年に発明された蒸気機関車。1970年代後半以降はドイツでも、乗客用、貨物運送用共に廃止されていますが、今でも国内の何箇所かでは観光、歴史的教養を目的に定期的に運行されています。

ミュンヘン近郊では例えば、Chiemgauer Lokalbahn(キームガウアー ロカールバーン:キーム湖周辺のキームガウ地方 ローカル鉄道会社)がキーム湖北部を合計18,5キロ、 観光客の多い夏場を中心に走行しています。他社では車食付き、またお土産付き等、更にリッチなクラスを作っているところもあります。

2008年10月19日、このキームガウの蒸気機関車が今年も「シーズンオフに入ります」ということで、今期最終走行を行いました。 今回は「実際のフル走行を外から見たい」ということで、敢えて乗車はせず、見晴らしの良い地点を念入りにチェックの上、車で向かいました。

さて、イン川の麓のWasserburg(ヴァッサーブルク)という、これまたお薦めの美しい街を過ぎてから南下。機関車終点のBad Endorf(バットエンドルフ)の少し手前で走行時刻表に合わせて待ち構えました。

蒸気機関車の典型的で華やかな汽笛に合わせて、それこそ「シュッシュッポッポッ」とこちらに向かってくる間は「結構ゆっくりのスピードなのかな」とも思いましたが、目の前に来ると驚くほど速く、 あっという間でした。昔の映画に見るように、汽笛も気持ち好く、3、4回アルプスの山々にこだましてやまびこが返ってきました。これでドイツ語ではabdampfen(アプダンプフェン)。 abは何かが終わった時などに使う前綴り、dampfen(ダンプフェン)は「蒸気を出す」という動詞、合わせると「蒸気機関車のシーズン締め」。乗車もいいけど、眺めるのも最高ですよ!

昔の映画のように汽笛も気持ち好く

アルプスの山々にこだましてやまびこが返ってきました
観光蒸気機関車シーズン最終運行
観光蒸気機関車シーズン最終運行
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