夏至のお祭り
6月、ドイツでも2、3週間雨だったりすることもありますが「梅雨」という季節は無いことになっています。 北半球では一年で一番昼が長く夜の短い日の頃、つまり夏至の頃に、ドイツの多くの都市でSonnwendfeier(ゾンヴェントファイアー)という夏至祭が開催されます。夏至祭の起源
夏至祭の起源はキリスト教化以前に遡ります。夏の始まりに、その年の実りある収穫、暖かい季節を待ち望んでキャンプファイアーを行い、 その薪を果敢に飛び越すことが新生、清浄、肥沃のシンボルとされました。 これをナチス(ドイツ民族社会主義党)が「ドイツ民族祭」の一環として扱ったこともありましたが、その後キリスト教会は、聖ヨハネの日、 6月24日を夏至祭と定めて、現在では特に社会的、宗教的背景を語らず、日本の夏祭りのように楽しく催されます。夏至祭、ある町に潜入
ミュンヘンの隣町ノイビーベルクで開催された夏至祭に行って参りました。一週間ほど前から、会場の元飛行場滑走路脇の芝の上に、 高さ約4メートル、直径約3メートルに薪が山積みされ、これが日の入りに合わせて点火されました。 こういったお祭りでは、大抵Bierbaenke(ビアベンケ)と呼ばれるビアガーデンで典型的な長いす(5、6人用)とセットの長テーブルが多数設置されて屋台が出て、 皆ビールを飲んだり、ソーセージ、フライドポテト、バーベキュウのお肉や八の字型のブレッツェルというパンを食べたりします。この日もメインの薪を囲むようにビアベンケが120ほどありましたが、全席満席、立ち見の人も大勢でした。炎が薪の頂点に達すると、 風向きによって風下に座った人たちはもくもくの煙に埋もれたりしていました。 その他、雰囲気を盛り上げるよう、生演奏のバンドも用意され、ビアホールで聞くような南ドイツ典型の、バイエルン訛りの飲み歌に加え、 一般のポップソングも演奏され大盛況、夜の締めくくりは盛大な花火で飾られました。





























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